屋根の棟部分の修理費用は、どれくらいかかるのか気になっている方は多いかもしれません。棟瓦や棟板金など、屋根の種類や状態によって工事内容や費用は変わってくるため、漠然と不安を抱えている方もいるでしょう。
本記事では、棟の修理費用の目安や出費を抑えるための工夫について、分かりやすく解説します。実際の工事では足場の有無なども影響してくるため、正しい知識を身につけておくと安心です。大切な住まいを長く維持するためにも、ぜひ最後までお読みください。
屋根の棟の種類
屋根の頂上部分を覆う「棟(むね)」は、使われる素材によっていくつかの種類があります。採用される材料によって見た目や耐久性、メンテナンス方法にも違いが生じるのが特徴です。ここでは、以下の2つについて見ていきましょう。
- 棟瓦
- 棟板金
それぞれの特長を知っておくと、修理や交換の際に役立ちます。
棟瓦
棟瓦(むねがわら)とは、おもに日本瓦などの粘土瓦を使う屋根に取り付けられる棟部分のことです。瓦屋根の見た目を左右し、漆喰(しっくい)や専用の接着剤などで固定します。伝統的な和風の外観を保ちつつ雨風を防げる点が魅力ですが、経年とともに漆喰が剥がれたり、瓦自体がズレたりすることも少なくありません。
また、地震や台風のような強い衝撃があると、瓦同士の隙間から雨水が入り込むおそれがあります。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、美観と防水性の両方を維持できます。瓦屋根ならではの風情を守るためにも、棟瓦の状態をこまめにチェックしておきましょう。
棟板金
棟板金(むねばんきん)とは、スレート屋根や金属屋根などで棟部分をカバーするために用いられる金属製の部材です。板金の下には木材の貫板(ぬきいた)が取り付けられ、その上から板金を被せる形で固定します。金属製なので耐久力は高い一方、釘が緩んだり、強風で板金そのものが浮いてしまったりするケースがあるため注意が必要です。
また、経年によるサビや変形が起きる場合もあり、放置すると雨水が屋根内部に侵入しやすくなります。定期点検や早めの補修を心がけることで、棟板金の機能を発揮させ、屋根を長持ちさせられます。
棟瓦の場合の屋根の修理費用
棟瓦の修理は、漆喰補修や棟瓦の積み直しなど作業内容によって費用が変わります。また、どちらのケースでも屋根上での工事には足場を組む必要があるため、その費用が加算される点にも注意が必要です。
下記の表では、おもな修理内容と目安費用をまとめました。
修理内容 | 費用相場(1㎡あたり) | 目安費用 |
漆喰の補修 | 4,000円~8,000円 | 8万円~10万円 |
棟瓦の積み直し | 1万円~2万円 | 12万円~25万円 |
足場費用(別途) | 700円~1,100円 | 15万円~18万円 |
以下では、それぞれの工事の詳細について詳しく解説します。
漆喰補修
漆喰補修は、瓦と瓦の隙間や棟部分を漆喰で補強する工事です。おもな目的は雨水や風を防ぐことで、劣化した漆喰を取り除き、新しい漆喰を塗り直します。劣化箇所を放置すると、雨水が棟内部に染み込み、屋根下地の腐食や雨漏りにつながるおそれがあります。
漆喰補修の費用は範囲や厚みなどによって変わりますが、比較的手軽に行える作業といえるでしょう。ただし、屋根上での作業となるため足場を組む必要があり、漆喰の材料費と施工費のほかに足場費用も考慮しなければいけません。定期的な点検と早めの補修が、棟瓦の長寿命化につながるポイントです。
棟瓦の積み直し
漆喰補修よりも大がかりな工事で、棟瓦そのものを一度取り外し、下地や漆喰を新しくしたうえで瓦を再度積み直す作業です。地震や台風などの影響で棟瓦がズレたり浮いたりしている場合には、こうした工事が必要になります。費用は瓦の種類や屋根面積、損傷具合によって大きく変動する点に注意しましょう。
積み直しの工程では、下地となる土や漆喰の状態もチェックされるため、結果的に屋根全体の耐久性を高められます。長い目で見ると、雨漏りや大きな修理を防ぐためにも、状態が悪い場合は早めに棟瓦の積み直しを検討することが大切です。
棟板金の場合の屋根の修理費用
棟板金は金属製のため、棟瓦とは異なるトラブルが起こりやすい特徴があります。下記の表では、作業別のおおまかな費用相場をまとめました。
修理内容 | 費用相場 | 目安費用 |
釘の打ち直し | 1万5,000円~4万円/1棟 | 8万円~20万円 |
貫板の交換 | 5,000円~1万円/m | 6万円~12万円 |
棟板金の交換 | 6,000円~1万2,000円/m | 7万円~15万円 |
以下では、各修理内容の詳細と注意点について解説します。
釘の打ち直し
棟板金を固定するために使われている釘が緩んだり浮いたりしている場合、釘の打ち直しが必要です。強風や台風の際に釘が抜けかけると、板金が持ち上げられて雨水が侵入しやすくなり、屋根内部の腐食や雨漏りの原因になります。
作業は浮いている釘を抜いてから、新たな釘やビスで固定する流れが一般的で、工程は比較的シンプルです。しかし高所作業になるため、安全対策として足場を組みます。トータルの工事費を抑えるためには、ほかの修理と同時に行うのも検討材料になるでしょう。
貫板の交換
貫板(ぬきいた)は棟板金の下地となる木材で、板金を固定する土台の役割を果たしています。長年の風雨や湿気の影響で腐食が進むと、釘を打っても保持力が弱くなり、板金が浮きやすくなるのが厄介な点です。
貫板の交換では、劣化している木材を取り外し、新しい木材や腐食に強い樹脂製の下地材に取り替えます。これによって板金を固定できるため、棟部分の耐久性が高まるメリットがあります。ただし、屋根の状況次第によって交換の範囲が異なるため、費用にも差が生じます。
棟板金の交換
棟板金の交換は、板金部分に大きな損傷や錆び、変形が見られる場合に行われます。既存の板金と下地材を撤去し、新しい板金を取り付けるため、ほかの修理に比べて手間がかかる点が特徴です。
ただし大幅な雨漏りのリスクを抑えられるほか、古い板金を放置して二次被害を引き起こすよりは、負担を抑えられるケースもあります。また、交換時には釘ではなくビス留めや粘着テープなどを併用する工法を採用する場合もあり、施工品質を高めるうえでのポイントともいえます。
屋根の棟を修理するタイミングは?
屋根の棟部分を修理するタイミングは、棟の種類や状態によって異なります。棟瓦や棟板金のどちらも、経年劣化や自然災害によって損傷が見られることがあります。とくに、雨漏りやズレが見られた場合には、直ちに修理が必要です。
ここでは以下の2つについて、修理するべきタイミングを詳しく説明します。
- 棟瓦の場合:漆喰がひび割れやズレが見られる
- 棟板金の場合:釘が浮いている、歪みや錆びが見られる
これらの状態が見られたら、早めの修理が推奨されます。
棟瓦の場合
棟瓦は瓦屋根の頂上部分を支える重要な要素で、漆喰や瓦そのものの劣化が進むと雨漏りの原因になります。以下3つの状態をチェックすることで、早めに修理のタイミングを見極められるでしょう。
- 漆喰がひび割れている
- 棟瓦がズレている
- 雨漏りが発生している
これらの症状は段階的に進行することが多いため、早めの対処が肝心です。
漆喰がひび割れている
漆喰がひび割れている状態は、瓦同士を密着させる役目が弱まっているサインです。ひび割れをそのまま放置すると、隙間から雨水が侵入し、棟内部や屋根下地を腐食させるリスクが高まります。とくに棟部分は雨に打たれやすく、劣化の進行が早い点に注意が必要です。
漆喰は気温差による膨張や収縮、強い紫外線などの影響で傷みやすいため、定期的な点検と補修を行うことで屋根全体の寿命を延ばせます。ひび割れが見つかったら、自己判断で埋めたり塗り直したりするよりも、専門業者に依頼するほうが長期的に見て安心です。
棟瓦がズレている
棟瓦がズレている場合、風雨を正しく防げなくなるため、雨水が屋根内部に侵入しやすくなります。わずかなズレでも台風や地震など大きな外力が加わると、一気に広がってしまう可能性があるため、早めの対処が重要です。
ズレの原因は、漆喰の劣化や施工時のミス、あるいは築年数による自然な経年変化などが考えられます。放置すると隣接する瓦や棟部分全体に影響を及ぼし、屋根の耐久性を大きく損なうおそれがあります。気になるズレがある場合は一度、専門業者に屋根を確認してもらい、必要に応じて棟瓦の積み直しや漆喰補修を行うとよいでしょう。
雨漏りが発生している
棟瓦の不具合による雨漏りが起こっている場合、屋根の内部構造や建材へすでに深刻なダメージが及んでいる可能性があります。雨水が棟を通じて入り込むと、断熱材や野地板(のじいた)が濡れてカビが発生したり、木材が腐食したりすることも多いです。とくに棟部分は屋根の頂点にあるため、一度不具合が生じると被害が広範囲に及びやすい点が問題です。
天井のシミや壁紙の剥がれなど目立った症状が出る前に、こまめに屋根の点検を受けることで重大なトラブルを防げます。なお、このような雨漏りのリスクは棟板金の場合でも同様なので、どの屋根材を使っていても早めのメンテナンスが欠かせません。
棟板金の場合
棟板金の場合は、金属製ならではのトラブルが起きやすく、釘や板金自体の劣化・変形が放置されると雨漏りにつながるおそれがあります。以下4つの状態をチェックし、早めの対策を検討しましょう。
- 釘が浮いている
- 棟板金が歪んでいる
- 棟板金が錆びている
- 棟板金がズレている
適切な補修や交換を行うことで、屋根全体の耐久性を保てます。
釘が浮いている
棟板金を固定するための釘が浮いている場合、板金と下地の間に隙間が生じるため、風や雨水が侵入しやすくなります。とくに台風や強風の際には、浮いた釘を支点に板金が大きく動きやすくなり、一気にめくれ上がるリスクも高まるでしょう。
釘の浮きは、長年の経年劣化や屋根の振動、施工時に使用した釘の種類などが原因となる場合があります。早めに打ち直しやビス留めなどで固定することで、雨水の侵入を防ぎ、屋根内部の腐食や断熱材の劣化を抑えることが可能です。安全のために足場を組むことも多いので、ほかの棟板金の不具合とあわせて点検し、まとめて修理を行うのが費用面でも有利でしょう。
棟板金が歪んでいる
棟板金が歪んでいると、屋根の美観が損なわれるだけでなく、接合部分に隙間ができ防水性能が低下します。原因は、強風や雪の重みなど外力が加わったり、築年数の経過による金属の熱膨張と収縮が繰り返されたりすることで、徐々に形状が変化してしまうことが考えられます。
歪みを放置すると、その部分から雨水が浸入し、貫板や野地板を腐食させるリスクが高まるでしょう。早期発見であれば部分的な修理で済む場合もありますが、全体の板金を交換しなければならないケースも少なくありません。定期的な点検によって歪みの進行を把握し、必要に応じて板金の補正や交換を検討することが大切です。
棟板金が錆びている
棟板金が錆びている場合、屋根の耐久性が大きく損なわれている可能性があります。錆びは金属が酸化することによって発生し、進行が進むと板金が脆くなり、穴が開いたり破れたりするおそれもあるでしょう。湿気の多い環境や塩害地域などでは錆びが進行しやすい傾向があるため、注意しなければいけません。
軽度の錆びなら研磨して防錆塗料を塗るなどの処置で対処できますが、広範囲に及んでいる場合は交換を検討しなければならないケースも。早めのケアが屋根全体の寿命を伸ばすことにもつながるため、定期的に状態を確認し、異常が見られたら専門業者に相談するのが安心です。
棟板金がズレている
棟板金がズレていると、屋根の頂部に隙間が生じて雨風の侵入を許しやすくなります。原因として、強風で釘が抜けかかったり、貫板が劣化したりすることで固定力が低下し、板金そのものが動いてしまうケースが多いです。ズレが大きくなると、雨漏りだけでなく板金の脱落や屋根材の損傷にもつながるため、こまめな点検が欠かせません。
単純に釘を打ち直すだけでは再度ズレが生じることもあるため、必要に応じて貫板の交換や板金の新設など、根本的な原因に対処する工事が求められます。定期的なメンテナンスでズレを早期発見し、屋根を健全に保つことが大切です。
屋根の棟部分の修理費用を安く抑えるためのポイント
屋根の棟部分を修理する際、費用を安く抑える方法はいくつかあります。以下4つを順番に見ていくことで、負担を軽減するヒントが得られるでしょう。
- 相見積もりをとる
- 補助金・助成金を活用する
- 場合によっては火災保険を利用する
- 足場を組む工事を同時に実施する
それぞれ見ていきます。
相見積もりをとる
相見積もりとは、複数の業者に同じ工事内容で見積もりを依頼することで、適正価格やサービス内容を比較検討する方法です。屋根の棟部分の修理費用は、使用する材料や施工技術、アフターサービスの充実度などによって異なるため、1社だけの意見では判断が難しいことがあります。極端に低価格な見積もりを提示する業者は、あとから追加費用が発生したり、施工品質に問題があったりする可能性もあるので要注意です。
一方で、高額な見積もりの場合は、理由を確認することが大切です。複数の見積もりを比較することで、より適切な業者選びと費用削減につながります。
補助金・助成金を活用する
自治体や国が行っている補助金・助成金制度は、屋根の改修工事や耐震補強工事などを対象とする場合があります。棟の修理自体を直接的にサポートする制度は限られますが、屋根全体のリフォームとして位置づけられる工事なら、申請対象となることもあるので調べましょう。
制度によっては申請要件や書類の準備が複雑な場合がありますが、補助を受けられれば費用負担を大きく軽減できます。交付額や締め切りなどの条件は地域によって異なるため、役所や専門業者に相談しながら進めることが肝心です。時間と手間はかかりますが、サポート制度を活用することで負担の軽減が期待できるでしょう。
場合によっては火災保険を利用する
台風や突風など自然災害が原因で屋根の棟部分が破損した場合、火災保険の風災補償が適用されるケースがあります。保険会社によっては、屋根の一部損傷や雨漏りなど広範囲な被害も補償対象となることがあるため、一度契約内容を確認するとよいでしょう。申請の際には、被害状況を証明するために現場写真や、業者の調査報告書などが必要になる場合が多いです。
実際に保険金が支払われるまでに時間がかかることもありますが、大きな出費を抑えられる可能性があるので、見落とさないようにしましょう。ただし、経年劣化がおもな原因と判断された場合は補償対象外となるケースもあるため、事前に保険会社や専門業者に相談しておくことをおすすめします。
足場を組む工事を同時に実施する
屋根の棟修理では足場を組んでの高所作業が必要になるため、足場設置費用が発生します。足場は工事の安全性を高めるために欠かせませんが、意外と費用がかさむため、この機会にほかの修理やリフォームを同時に行うのも1つの方法です。
たとえば、外壁塗装や雨樋の交換などのメンテナンスをまとめて実施すれば、足場費用を複数回支払わなくて済むメリットがあります。各工事を別々に頼むよりも、作業工程を効率化できる場合が多く、結果的に費用を抑えやすいでしょう。ただし、工期や職人の手配などの調整が必要になるため、事前に計画を立て、信頼できる業者と打ち合わせを重ねることが大切です。
適正見積もりかチェックするポイント
屋根の棟修理は費用が高額になるケースもあるため、見積もりが適正かどうかを見極めることが重要です。以下の2つについて確認しておくと、費用面だけでなく施工品質の面でも信頼できる業者を選びやすくなります。
- 点検したうえで見積もりしてくれるか
- 一式と書いていないか
これらを押さえておけば、不明瞭な追加費用や不要な工事を避けられるでしょう。
点検したうえで見積もりしてくれるか
屋根の棟修理には、実際に屋根の状態を詳しく確認する点検が欠かせません。誠実な業者であれば、必ず現地調査を行ったうえで見積もりを提示するのが基本です。点検によって屋根材の傷み具合や下地の劣化、必要な工事範囲が正確に把握できるため、不必要な作業を削減して見落としを防げます。
一方、電話口だけの簡単なヒアリングで見積もり金額を提示する業者は、実際の工事になった際に大幅な追加費用を請求してくるリスクもあるでしょう。点検を行わずに正確な費用を算出することは難しいため、事前に現場を見てもらえるかを確かめることが大切です。
一式と書いていないか
見積書の項目欄に「一式」という表記が多用されている場合、具体的にどの作業が含まれているのか分かりづらく、あとから追加料金が発生する懸念があります。屋根の棟修理に必要な材料費や作業内容が細かく記載されていないと、業者とのトラブルに発展しやすい点も要注意です。塗装の手間や漆喰の塗り直し、貫板の交換など、どの程度の範囲が見積もりに含まれているか明確に示すのが誠実な対応といえます。
もし「一式」としか書かれていない場合は、内容の詳細を質問し、細分化された見積書を改めて作成してもらうのがおすすめです。正確に把握することで、不要な工事が含まれていないかを判断できます。
屋根の棟部分を修理する際の見積書の見方
屋根の棟修理は高所作業や専門的な工事が多いため、見積書を理解することが大切です。以下の3つについて注意して確認すれば、余計な出費や不透明な料金を抑えられます。自宅の屋根状況に合った妥当な内容かどうかを見極めるためにも、基本的な見積書の構成を押さえておきましょう。
- 材料費
- 工事費
- その他費用
それぞれの項目を把握することで、見積書に隠された内訳を見逃さずに済みます。
材料費
屋根の棟部分を修理・交換する際に必要となる部材や道具の費用を指します。たとえば棟瓦であれば瓦や漆喰、棟板金ならば金属板や貫板といった資材が含まれるでしょう。とくに板金や瓦の種類によって価格差が生じるため、選択する材質や品質を確認することが大切です。
また、塗装作業が必要な場合は塗料の費用も材料費に含まれる場合があります。具体的な品名や数量、型番や品質の違いによる額の変動の有無などを確認しましょう。曖昧な表記だと、あとから別の材料費を請求されるリスクもあるため、十分に納得してから依頼することが重要です。
工事費
職人の人件費や、施工にかかる手間賃を中心に算出されます。屋根の棟部分は高所での作業が多く、安全対策や足場の設置が必要となるため、一般的なリフォームに比べて工賃が高くなる場合も。作業内容には、既存の棟材を撤去する工程や新しい棟材の取り付けなどが含まれます。棟瓦と棟板金では施工の手順や難易度が違うため、工事費にも差が出やすい点に注意しましょう。
また、屋根の形状や劣化の程度によっても作業時間が変わるため、見積書に「一式」とだけ書かれている場合は詳しい内訳を聞くのが賢明です。納得いくまで説明を受けることで、不要な作業や過剰な工賃の請求を防げます。
その他費用
その他費用には、足場の設置・解体費用や廃材処分費、交通費などが含まれます。屋根の棟修理では足場が必須となるケースが多いですが、足場費用は工事全体のコストを大きく左右する要素です。複数の工事を同時に依頼すれば、足場を組む回数を減らせるため、節約につながる可能性があります。
また、廃材や古い瓦などの処分費は、地域や業者によって異なることがあるため、見積書で「処分費」や「運搬費」の名目がどの程度かかるのかを確認しましょう。細かい項目が明記されていない場合は、あとから追加請求されるリスクもあるため、契約前に疑問点を解消にしておくことが大切です。
まとめ
棟瓦と棟板金、それぞれの修理内容や費用のポイントを押さえれば、予算を抑えつつ安心してメンテナンスを進められます。適正な見積書のチェックや補助制度の活用、火災保険の対象確認など、できる工夫は意外と多いものです。
足場工事をほかのリフォームと同時に行うと、費用を一度で済ませられる利点もあります。長期的な視野を持って屋根をケアし、大切な住まいの寿命を延ばすとともに、予期せぬトラブルを未然に防ぎましょう。
「屋根のエイト」はイタリア大使館からの依頼を受けた実績があり、施工保証10年・損害賠償保険にも加入しています。屋根修理をご検討中の方に、安心感のある提案を行います。