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屋根材人気ランキング1位!5分でわかる金属屋根のメリット・デメリット

  • 軽量・デザイン・耐久性・実績 長所が多い金属屋根
  • 自宅の外観雰囲気を一新させる石粒つき金属屋根もあります。
  • 瓦屋根から軽量の金属屋根葺き替え工事が増えている

みなさんは屋根に関心を持ったことがあるでしょうか?普段生活をしていて屋根を意識することは少ないと思います。しかし、屋根はあなたの知らない所であなたを守ってくれているとても大切な存在なのです!

今回はそんな『屋根』の種類についてご紹介したいと思います!

屋根の種類②【金属屋根編】

我が家もそろそろ屋根をリフォームしたい、修理したい、屋根の張り替えをお考えのあなた。

初めて聞く単語が多く、たくさん種類があって何を選んだら良いかわからないという方が多いのではないでしょうか。

そんなあなたに今回ご紹介したいのは「金属屋根」です!

近年人気が急増しており、現在では最も多く使用されている屋根材にまで上り詰めました。

中でも『ガルバリウム鉄板』という金属屋根材は、数ある全屋根材の中でダントツ人気ランキング1位!

今回はそんな金属屋根について徹底解説していきます。

【そもそも金属屋根とは?】

金属屋根は2000年代までは瓦やスレートに次ぐ第3の屋根材でしたが、近年は急速に普及が広がり、現在では最も多くつかわれている屋根材となっています。

なぜ普及が発達したのでしょうか?

答えは素材の革新です。

1980年代までの金属屋根の素材といえばトタンでした。

昔は「金属屋根といえばトタン屋根!」というくらいにトタン屋根が主流でしたが、最近では軽くて耐久性に優れたガルバリウム鋼板が実は注目されています。

最近はガルバリウム鋼板を改良したエスジーエル鋼板というものが登場し、エスジーエル鋼板で仕上げる機会が増えています。また、屋根の表面に石粒を付着させた石粒付き鋼板。屋根の裏側に断熱材を付着させた断熱材一体型など付加価値の高い屋根材もあります。

金属屋根の6つのメリット

メリット1  『費用対効果が高い』

同じ耐久性の金属と比較しても大幅に安価で、工事自体が安価な「カバー工法」にも最適な屋根材です。さらに経年劣化が起きにくいため、メンテナンス費用をかなり抑えることが出来ます。

メリット2   『圧倒的な耐久性』

金属なのでカビ・コケ・ひび割れが無く、錆びにくいので、経年劣化が起きにくく、高い耐久性を誇ります。

メリット3   『抜群の遮熱性・断熱性』

コロニアル屋根の約2倍の遮熱・断熱性をもっています。

※コロニアル屋根(スレート材では一般的な屋根材の1種です。)

メリット4   『飛散やズレに強い』

かん合式なのでコロニアル屋根と違い屋根の飛散や割れて飛んでいくリスクがありません。

※かん合式(上下の屋根をガッチリと引掛け合う工法)

メリット5   『軽量で地震に強い耐震性』

コロニアル屋根の1/4、瓦屋根の10分の1の重量となっており、家屋が倒壊するリスクが軽減できます。

メリット6   『信頼ある施工実績』

リフォームに優れている為「大和ハウス」「積水ハウス」「トヨタホーム」などの大手企業にも採用されています。

メリット7   『高い防水性』

継ぎ目や隙間が少なく、雨水が入る隙間も少ないので、必然的に防水性が高まります。

『メリット5』でご紹介した耐震性に「屋根が軽くて大丈夫なの?」「屋根が重い方が安定して地震に強いんじゃないの?」と疑問を持たれた方が多いのではないでしょうか??

ここで屋根の重さと耐震性の関係について解説致します。【耐震性の裏には重心が関係している!】建物は屋根の重量が重くなるほど、大きく横に揺られてしまいます。つまり重量が軽いほど耐震性が強いということになります。これには建物の重心が変わるという理由があります。詳細については、建物の構造耐力に関する「構造力学」について学ばなければいけないので、ここではそこまで難しい話は飛しますが、簡単に言うと『屋根の重量が重くなると、建物全体の重心が高くなってしまうため横揺れの力が加わると、より大きく横に振られるようになる!』『逆に重量が軽くなると重心が低くなるため横揺れに強くなる!』という程度で覚えておきましょう。

【SNSの落とし穴】

SNSで屋根の耐震性や重量について調べた方は「屋根の重さと耐震性には因果関係がない」といった情報を目にしたことがあるかと思います。

このような意見は、重い屋根瓦のネガティブな印象を払拭したい「瓦メーカー」や「瓦屋根工事業者」からの情報発信であることが多いのです。インターネット上でも瓦屋根を擁護する意見が目立ちます。

しかし学術的にも解明されており、幾度となる大型地震からも屋根が軽い方が耐震性に優れているという事が有識者にも照明されています。

ですので「屋根の重量と耐震性は関係がない」という意見は無視しても良いかと思います。

根拠には旧建築基準法で建設された住宅が屋根を軽くすると耐震対策と認められ自治体から補助金が支給されることもあります。

【知っておきたい屋根材別の重量】

建築基準法において、各屋根材は「非常に重い屋根」「重い屋根」「軽い屋根」の3つに分類されています。

土葺き屋根約60kg/㎡非常に重い屋根
瓦屋根/セメント瓦約42kg/㎡重い屋根
コロニアル約20kg/㎡軽い屋根
ルーガ約20kg/㎡軽い屋根
金属屋根約5kg/㎡軽い屋根

この屋根の重さの分類は耐震性能を調べるための基準値として、極めて重要な指標です。

最も軽量な金属屋根と瓦を比較してみると、その重量はおよそ10倍近くにもなるのです。

こうしてみると金属屋根の人気もわかりますよね。

しかし、金属屋根にもデメリットはあります。

金属屋根のデメリット

デメリット1   『遮音性』

屋根が薄いと音や、強い雨が当たった衝撃などをお家の中に伝えやすいという事になります。

また、商品によっても変わりますが、断熱効果のあるものをあまり入れる事ができず、場合によっては夏の暑さを感じやすくなってしまいます。

デメリット2   『錆びや傷など、外的要因に弱い』

金属屋根は経年劣化が起きにくいですが、一度錆びてしまうと錆びがどんどん広がってしまい、最後には穴が空いてしまうこともあります。

屋根材選びを失敗しないためには、確かな情報を集め、メリットだけではなくデメリットも含めて慎重に考え、選ばなくてはいけません!

まとめ

今回は金属屋根のメリット、デメリットについてご紹介させて頂きました。この記事が少しでもご参考になればと思います。 私たち『屋根のエイト』は金属屋根工事を得意としており、屋根・外装リフォーム専門工事店のプロ集団として10年以上の実績がございますので高い品質をお約束致します!
みなさまの大切な住居を守るため、みなさまが快適な生活を送れるよう、私たち『屋根のエイト』が少しでもお役に立つことができたら幸いです。